Yahoo!プロモーション広告運用入門 広告文にセールスポイントを盛り込む


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STEP5 -効果に差が出る!広告作り


「タイトル・説明文の作成」
(例)りんごのオンライン通販 どのように広告を作っていくのか?

■初めてでも大丈夫! 広告作成の極意
Yahoo!プロモーション広告用語としての「広告」とは
・タイトル : 検索結果に表示される広告の見出し
・説明文 : 検索結果に表示される広告の本文
・表示URL : 検索結果に広告の一部としてタイトルおよび説明文とともに表示されるURL
・リンク先URL : 広告がクリックされた際に表示されるウェブページのURL
と、大枠で使われますのでその都度「広告」が何を指しての「広告」なのかしっかり把握しないと混乱を招くことが有りますので注意して下さい。

ではラーニングポータルの流れに沿って書いて行こうと思います。

まずは商材の特徴、訴求ポイントの書き出し
・青森県産直(りんごの有名産地。ネームバリューが高い)
・特A級のりんごがメイン(味に自信がある。高級感をアピール)
・季節商品(限定感がある)
・オンラインで全国販売
・まとめ買いで割引も考慮

<タイトル>
青森りんご産直オンライン通販
<説明文>
季節限定・蜜いっぱい!最高級りんごを産地直送。2ケース以上で○割引

CTRの高い広告作成は、キーワードをタイトルや説明文に入れると検索時太文字の表示になる。
「送料無料」「今だけ○○」等のセールスポイントを盛り込み効果アップを狙う

広告文、キーワードにもガイドラインが設けられており、2012年12月に掲載基準の変更が有り見る限りでは、「最上級表示、No,1表示」が、
①その事実が客観的な調査に基づいていることが確認できること
②最上級である範囲、領域を明確にするなどして、調査結果を正確に引用していること
と、条件付きで使用できそうな表現になっていたり、若干ゆるめたのかな?とも思います。
追求して試してみる迄には至っていないので何ともですが。

■広告がリンクするページにも注意!
ランディングページ(LP)に流れた時に検索目的に合致してないとユーザーはCVに至らず離脱してしまう。

■ポイント
①広告は、訴求点が異なる複数のパターンを作成し登録。
②キーワードをタイトルや説明文の中に入れる
③LPと広告内容をキッチリと擦り合わせる
④状況に応じた広告文の見直しを図る

ラーニングポータルの流れに沿って書きましたが、自分が広告文を作成する時はまず

①商品に対してのグルーピングを行います。
今回のケースだと商材は「りんご」でこれが軸。キーワードツールにりんごを入れて関連語句を確認。
②その中から購入に繋がりそうなキーワードを集め、そのキーワードの属性を拾います。
③集めた「価格」や「味」、「産地」といった属性をグループとして設定。それに応じたキーワードを集めて行きます。
④グルーピングを終えたら宣伝URLを確認。訴求点、セールスポイントを拾います。
⑤グループ毎で文言の作成をしていきますが、「産地」なら地名が変わるだけというテンプレを作る気持ちで考えます。④で拾った訴求点を盛り込み、一貫性を出します。
⑥文字数の調整や、セールスポイントが強調表示と相乗効果が出るように意識して文言の配置を考えたり、文字数を併せたらできあがり。

また、効果が出ない時は競合サイトの価格帯が商材に対してどうなのか?相場よりも高い金額での販売なら、差別化を図るにはどうしたら良いか?など、微調整を行って行く感じです。

スポンサードサーチ機能改善 インプレッションシェア、時間での表示

スポンサードサーチにおいて「時間」での表示切替を追加。
アドワーズのディメンションのように当日表示の計数を時間単位で確認できるようになりました。
———————————-
・インプレッションシェア
・インプレッション損失率(予算)
・インプレッション損失率(掲載順位)
・完全一致のインプレッションシェア
———————————-
にて「時間」での表示切り替えが可能になる。

※インプレッションシェア(IS)とは、
広告の表示回数(imp)を表示される可能性があった推定値で割った数値。

imp÷IS=広告露出機会数(imp可能性の有った推定値)

管理画面で表示・確認できるのはインプレッションシェアとなります。
CTR/CVRを絡めてそのキーワードの効果上昇幅を考察できる便利な数値です。

Yahoo!プロモーション広告運用入門 調べるスキル(方法論)


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STEP3 -運用の基礎はここから


最初から「全てを把握しよう」という意気込みで学習し始めた方の大半は挫折を味わっているのではないでしょうか?
多角的な視野で運用管理が行えるように機能が充実しており、随時マイナーチェンジが行われる性質が有るのでまずは「ここは日々チェック必須」という、自分の確認経路を固めた方が馴染み易いと思います。
慣れて来ると余裕が出来て来て「ここはどんな数字の確認の仕方が行えるんだろう?」という興味に代わります。
ここは…あれは…ととりあえず詰め込んだ先は「あれってどこだったっけ?」になりがちです。
※不器用な人間が自分目線で書いてます。すんなり馴染める方が羨ましいです(汗)

広告管理ツールは3つタブが有るという記載になってますが、現在は4つ。
左から「ダッシュボード」「広告管理:スポンサードサーチ」「広告管理:YDN」「権限管理」が有ります。

①ダッシュボード
これは各アカウント内の「お知らせ」が表示されます。「すべて」・「料金」・「審査」の状況などで、重要度が高い物が特定の時間帯に配信。主に予算が少なくなって来たアカウントや、振り込んだ予算がシステムに反映されたお知らせ。

②広告管理:スポンサードサーチ
スポンサードサーチの管理を行うタブです。
「アカウント管理」・「キャンペーン管理」・「レポート」・「ツール」「資金管理」の5種類のタブで構成されています。

■アカウント管理
・アカウント一覧

契約状況, アカウントID, アカウント名, 広告主名 がデフォルトの確認項目として一覧で確認できます。
新規のアカウントの作成はこのタブで行います。
表示項目は編集可能になっており、表示順も自分好みにカスタマイズできるようになっています。
個人的に毎朝一回、予想残日数の確認を習慣付けています。

・アカウント合計情報
登録アカウントの主要数字が合計値で纏めて確認できるタブです。
手が空いた時とかに全体の先月比をチラ見する程度でしょうか。
先月比で何%の増減?というチェックや、CTR/CPCの先月比は確認し易いかと思いますが、個人的には各アカウントで確認しているのであまり使用していないです。

・アカウント別情報
それぞれのアカウント情報をCSVでDLできます。
期間縛りが可能なのでアカウント一覧の情報が欲しい時とかは重宝します。

■キャンペーン管理
ラーニングポータルにも「毎日10分 imp cl cost を確認しよう」とあります。
毎日のこの数字の動きは当月の流れ、前日の改善施策・調整と踏まえて一日単位で確認するようにしています。
表示内容選択の項目でキーワード・広告・広告グループ・キャンペーンの4つのタブが存在し、アカウントを構成する各階層の確認が可能。選択したタブの総裁が下部に一覧で表示され、それぞれ微調整が可能になっています。

特に運用ではキーワード単位での微調整が重要で、マメにチェックすることを心掛けています。
精査の施策は状況に応じて変わるデリケートな物で、大きく調整を行う前は変更前のCSVをDLしておいていつでも戻せる状態にしておき、一時間単位で数字の動向を確認することをお勧めします。

■レポート
・パフォーマンスレポート

各種レポートのDLが可能です。アカウントレポートは日別の数字確認の為に毎日DLしています。
表示項目のカスタマイズも可能で、テンプレートの作成にチェックをいれておけば、特定時間帯に当月の前日付け数字迄のCSVを作成しておく事が可能です。

・月次ご利用明細
先月末締めの各月、利用明細がDL可能(全アカウントの明細を落とす場合はCSV形式も選択可、基本選択アカウントのPDF)です。
※過去36ヵ月分迄DL可能。

・月次クリックレポート
先月末締め迄の一日単位でのCL回数と消化額を確認・PDFでのDLが可能。

・取引明細
先月からの繰り越し額、入金額、消化額の確認ができます。
無効なクリックが発生した際の返金分も表示されますので、繰越額と消化額の一致しない時とか確認に使います。

■ツール
・キーワードアドバイスツール

キーワードと各種条件を入れることにより、月間の推定検索数、競合性が確認できます。

●キーワード候補
拡張することによって関連ワードの推測も併せて行えて便利です。

●検索ボリューム推移
月間・時間帯によるキーワードの検索ボリュームの推移が確認できます。

●属性別検索割合
対象年月で区切られた期間の「性別・年代・地域・曜日」といった検索数を確認できます。
この抽出結果はCSVでダウンロード可能です。

・対象外キーワードツール
名前の通り対象外キーワードの設定が可能です。
まず編集タブで削除が行えます。対象外キーワードを追加のタブは文字通り追加を行う際に使用します。
登録の際にキャンペーン単位・グループ単位の選択も可能になっています。
マッチタイプの選択も可能になっていますので制限の幅も調整できます。
表示内容選択はキャンペーン単位の表示か、グループ単位の表示かを選択可能。
また、ダウンロードタブで一覧はCSVでDL可能となっています。

・広告プレビューツール
掲載状況の確認時、キーワードを検索すると品質低下の要因や掲載状況の誤認に繋がります。
検索エンジンで確認した場合、表示された検索結果をCLすると広告費が掛かる
CLしないとCTRの低下→品質の低下に繋がる悪循環が起こる。
ブラウザ履歴により、他者には掲載されている広告も非表示なる為、正確な状況把握が困難。
ターゲティングはIPで地域を判断する為、関東から関西限定で配信している広告の掲載状況が確認できない。

プレビューツール使用すればimp・CLを発生させず掲載状況を確認することができ、地域を縛ることも可能。
また、競合他社のリンクも確認可能です。

・コンバージョン測定
通称「コンバージョンタグ」と呼ばれる、システムに成果を反映させる為の計測タグの所得ができます。
宣伝サイトのサンキューページに設置して貰うことにより、成果計測を行います。

・操作履歴
期間を縛り、過去行った調整履歴をDLすることが可能です。
明らかに数字の流れに違和感を覚える際の要因・注意点として、一時的要因なのか、他業者の単価調整といった市場動向が原因なのか、調整施策によるものかの調査が必要となってくる訳ですが、そういった際に過去の変更歴をCSVでDLすることが可能です。

■資金管理
読んで字の如く、アカウントへの入金が可能です。
アカウント残高と消化平均額から掲載終了予測日数、平均消化額が表示され、入金の必要性を確認できる。
Yahoo!ビジネス決済を用いてカードの登録をしている際は、即日で予算の振込が可能になっています。
また、自動入金の設定も可能。平均CL額の5日分を下回ると自動的に入金が発生する設定が可能。
※一日最大3回、\3,000以上の設定で\1,000単位で調整

銀行振り込み先の記載がされており、こちらでの処理も可能です。
ただし、銀行振り込みを行う際は、振込後、Yahoo!が入金を確認し、システム反映を行う性質上、3営業日程度の期間を見越さなくてはいけない為、予算消化の予定日数の確認は毎日行った方が良い。

③広告管理:YDN(ヤフーディスプレイネットワーク)
各種タブの内容は今回の機能追加も踏まえてかなりスポンサードサーチに近い物になっていますのでサラっと行きます。

■新規アカウント作成
まんまです。新しいアカウントの作成ができます。

■表示項目変更
これも読んだまんまで表示されている項目の追加と削除が行えます。

■全アカウントのパフォーマンスデータをダウンロード
表示されている項目をCSVファイルでダウンロードできます。

※以下、アカウント階層に入って

■キャンペーン管理
●広告

・編集 広告文の編集・削除が行えます。
・広告作成 まんまで広告文の作成・追加が可能です。が、1グループ5個迄となります。
・表示項目変更 これも今までの他機能と同じくで表示をカスタマイズできます。
・ダウンロード キャンペーン単位での広告文を含むCSVのDLが可能です。

●グループ管理
 ●広告とタブの内容は同じくです。表示がグループ単位になっているだけですね。

■レポート
●パフォーマンスレポート

これも仕様は同じくです。が、スポンサードサーチとは絞り込む項目が若干違いますね。

●ツール ここはYDN用のツールが表示されてます。
・配信対象外サイト

名前の通り、配信したくないサイトの設定が可能です。
「不明な配信元を配信対象外サイトに指定」のチェックを入れていただけましたら、URLを識別できない配信先への露出を停止することが可能です。また、ドメイン指定で配信を縛ることも可能です。

●資金管理
こちらも見かけは若干スポンサードサーチの資金管理とは違いますが、できることは同じです。

●その他管理機能
・操作履歴

単価調整や広告のON/OFFといった操作履歴の確認が可能です。
過去13カ月間の30日間を指定できる。

・審査状況
広告文・画像の審査状況を確認することができます。
また、それぞれの掲載不可の情報に関してはCSVのDLが可能となっています。

・インポート
広告を一括で追加したい際のCSVのインポートが可能です。
結果は隣のタブの「インポート状況・結果」にて表示されます。

と、一気に書いて言うのもなんですが、最初記述したように、ボリュームが有るだけに自分がメインで使う処から覚えて行くのがいいと思います。実際これを書いていて初めて入ったタブも全然有りますし・・・。ただ、どういう物が有るかだけでもザッと見ておくだけで、「そういえばこんなの有ったな、できたな」になって「調べる」に繋げられるので、調べる意思とスキル(方法論)と時間に余裕が持てる方は一通り文章と一緒に追いかけてみて下さい。

スポンサードサーチ機能改善 文字数制限の変更

昨日からメンテナンスに入っていた広告管理システムですが、スポンサードサーチの文字数制限に変更が出ましたね。
従来は33文字だったのに対して、19×2=38文字の使用が可能となりました。
現状でCTRの悪い文言の改善とかできそうですね。

YDNの機能追加もされてるみたいですが、まだ触れる機会がないですね。
日割り単価の上限を超えるCPCを設定した場合の解釈は間違ってなかったみたいです。

他の機能も随時確認して行きます。

Yahoo!プロモーション広告運用入門 キーワードの種類とツール活用


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STEP4 -効果に差が出る!キーワード選び


商材が「りんご」の場合キーワードに「りんご」と登録しているだけでは「りんご」を買いたい全てのインターネットユーザーに広告を見て貰える訳ではない。

1. 類義語・表記違いを探す
林檎・リンゴ・apple・アップル と、リンゴを求めるユーザーが検索を掛けるワードは様々である。
商材の類義語の書き出しは必須になって来る。がこれも「apple」の検索掛けているユーザーのニーズが実は「apple store」や、「mac」なんてことも有る訳です。
単一のワードは汎用性が高く、自分も意図していない露出を発生させる可能性を持っています。こういう一般的で広域、概念が広いキーワードは「ビッグキーワード」と呼ばれ、広域な為にimp数は多く、ユーザーの意図とは違った検索結果として露出され、CTRの低下を招き、それに伴い品質インデックスの低下要因になります。

2. 組み合わせる単語を探す
農園や売りたい商品の特徴などを検索キーワードに盛り込むことにより、広告の無駄打ちを減らします。「高級」「ふじ」「おいしい」といったキーワードを追加することにより、果物の林檎を探しているユーザーに広告の露出が行われるように配信を調整といった具体的な意味を追加することにより具体性を持たせるキーワードをミドルキーワードと呼びます。
「○○を軸とするキーワードのミドルキーワードは□□キーワードではビッグ」といったように状況によって変化します。
前例で出した「apple store」も「apple」「store」と、2つの一般的で広域、概念が広いキーワードとなります。
また「林檎」が前例ではビッグでしたが、軸が「果物」とさらに広域なキーワードとなればミドルキーワードになる訳です。

では、「apple」「mac」というキーワードにさらに具体性を持った「os」という追加をするとどうでしょう?
「apple」だけだと果物なのか?ジュースを探してるのか?から「mac」でPCを探してるの?専用のソフトが必要なの?「os」で更に絞り込まれた単体のニーズが見える訳です。これをスモールキーワードと呼び、impは少なくなり、CLも総数は減少する。が、CTRは優秀な「効率は良いが量が取れない」といった物になります。

ビッグ、ミドル、スモールに関しては、軸に対してのimpをイメージして貰えればすんなりと入って来ると思います。
そして広告効果はCPC広告の性質上反比例する傾向に有ります。
広域が故にターゲットを絞り切れていないビッグはimpが多い為CTRは低い。競合性が強いのも有ってCPCの上昇を招く。CTRは低いと言ってもimpが多い為、総数は発生する傾向が有り、結果CPAも高くなる。スモールキーワードに関してはCPAは文句なし!という状態に収まるが、impが少なく量が取れない。CTRは高いが、CL総数は少なくなる。

恐らく運用で差が出るのは広告文のセンスとミドルで競合する他社との差別化を図ることが可能かという点。
宣伝URL独自のキーワードを盛り込み、差別化を図れるかが成果に大きく関わってきます。

このラーニングポータルの「ポイント」にも、
キーワードは、検索するユーザーの気持ちになって、表記・パターン・種類の異なる語句を登録して、効果を比較してみましょう。訴求対象のニーズに合わせて追加するなど、定期的な見直しを行っていきましょう。
と有りますが、自分の感覚、先入観を捨てて、数字が好転する傾向を追求することが大切です。それが一般受けする、多数に支持される広告のセオリーへの近道になります。(自分にかなり言い聞かせてます)

最後にキーワードの選定を終えたら一度キーワードツールに全て打ちこんで効果が薄くなりそうな検索クエリが混ざっていないか再確認することをお勧めします。
「ソファ」の部分一致に反応したであろう「ニトリ」を発見したりします。自分が取り扱う商材(ソファ)は「ニトリ ソファ」で検索を掛けたユーザーをCVできるのか?この検索クエリを打ち込んだ人間をCVに結びつける広告文がひらめくか?競合による効果の低下が見込まれる為、除外キーワードとして設定するか?と色々な課題を与えてくれますよ。

YDN(ヤフーディスプレイネットワーク) 改名と機能追加 バナー広告実装

改名後色々機能追加していきます!ってことでしたが、また修正がされるみたいです。

2013/2/27 の機能改善予定で以下の5点。

①広告単位での入札価格設定項目を追加
・テキスト、ディスプレイ共通で、広告単位での入札価格の設定が可能になる。

現在の仕様だとグループ単位での単価調整しかできなかった訳ですが、スポンサードサーチと同じ仕様、くさらに下層の広告単体のCPC調整が可能になるようです。
スポンサードサーチと同じく単体の設定を行わない場合はグループ単位の単価が優先されるといった仕様で、この実相に伴い個々の単価の設定が追加できるようフォームを追加予定。
また、登録後はスポンサードサーチのキーワードと同じく個々の単価調整を行えます。

フォームを設けるに当りインポート時、コンポーネント種類が広告の場合に入札価格の記入が必須項目に。CSVインポートでエラー攻めを経験している私としてはうっかりと忘れてしまいそうなこういう追加は恐怖が大きいです。
スポンサードサーチの利便性にYDNを寄せただけに、仕様もスポンサードサーチに近しい物になっていく訳ですね。

②キャンペーン予算に合わせた入札価格制限の追加
グループ・広告の入札価格が、キャンペーンの1日あたりの予算を超過しないよう入札価格を入力する値が制限される・・・ってことなのですが、正直この機能はピーンと来てないです。

予算上限を day/\10,000 としたらCPCに\10,000は設定できないってこと?←そんなコトする人いるんだろうか?いたらどういうケースだろう?もしくは、一日の予算上限を固めて、一日の平均CL数×平均CPCが上限以上だったら設定できない?

ちょっと実装後にもう一回掘り起こしてみます。

③レポートにおける一部機能の変更
・レポートのデータ集計期間を1カ月→3カ月に変更
これも何か文字たけだとピーンと来ませんね。逆に一目見たら一発で理解しそうではありますが・・・。

・広告レポートの表示項目に、「タイトル」「説明文1」「説明文2」「表示URL」を追加。
これはデフォルトでDLになっていた部分を切り離した感じでしょうか?使ってみないと利便性のイメージが立たないです。
あんまり項目が増えると逆にこんがらがっちゃいそうな気もします(汗)

④ディスプレイ広告におけるインポート機能対応
登録済み画像情報のダウンロード・更新が可能になる。
広告案件が増えて来るとバナーの管理も大変になる訳で、これは嬉しい機能ですね。が、

登録済み画像を使ったディスプレイ広告の作成が可能となります。
※画像の新規登録は対象外。広告管理ツールからのみ入稿可。
これはちょっと使ってみないと何を指してるのかがピーンと来ないですね。システム上でバナー編集とかしたりできるってことでしょうか?新規登録は対象外?実装後触れたらこの文章が理解に代わるんですかね(汗)

で、こちらもインポートに当たって追加項目が発生している模様ですね。
ちょっと「ピクセルサイズ」って項目が気になりますね。画像を読み込ましてその上に文字を乗せ、大きさが調整できるってことでしょうか?けど(修正不可)ってのが非常に気になります。これも実装されないと何とも(汗)

5. ディスプレイ広告における提案機能の追加
広告作成画面の入札価格設定時、ディスプレイ広告の提案機能を追加。
該当の広告に対して、過去の入札状況から最低入札価格および最高入札価格を提案。

過去であって現在ではないが・・・指針ができるのはありがたいことですね。
是非とも試してみて、精度を見てみたいですね。

広告一覧画面の入札価格変更時、掲載フォーマット(テキスト・ディスレイ)に応じた各提案機能を追加します。
価格の再設定の際に指針となる最高低のCPCが確認できるってことでしょうか?
これも実際使ったら「なるほど」になりそうな雰囲気ですね。

仕様追加を見逃して、元有った項目を隠すチェックが付いただけでも「何が起こったんだ!」って作業効率落ちゃったりしますし、やっぱり予習はするに越したことはないですよね。
今日の疑問が実装後にちゃんと解決されますように・・・

Yahoo!プロモーション広告運用入門 アイキャッチと訴求ポイント


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STEP3 -クリックされる広告文とは


広告文を見直してクリック率を上げる
改善ポイント
①タイトル・説明文
※キーワードを広告文に入れることにより、表示された際に太字の掲載となる。
これは検索結果が表示されクリックに至るまでのわずか数秒で直感的な印象付け(アイキャッチ)を行うといったもの。
広告業界で一番簡単なアイキャッチは旬の芸能人と言われており、視界に入った時点で「何してるの」という心理からそのCMの商品を無意識に目で追っている訳です。
検索文言は検索を掛けている人の興味が詰まっており、視界に入れば無意識に目で追う訳で、それを目立たせない手はないということです。

※競合他社に負けない「訴求ポイント」を広告文に含める
検索結果が表示された瞬間の自分の視線の動きを意識してみてください。キーワードを打ち込み、誤字が無いか確認しつつエンターを押し結果が表示。ということはページ上部に視野が有る状態で検索結果は表示され、そこから下方に向かって検索語句を目で追って行く方が多数だと思われます。
上位の表示が効果上昇に大きく影響する原因でも有りますし、上位の掲載で有ればブラウザを最大化していなくてもおのずと視界に入るメリットも有ります。その流れの中で太字で掲載されているキーワードが視界に入った時、周辺視野に訴求効果の高い文言が混在していたら、衝動的にクリックが発生する率が高まる訳です。

検索クエリが「アウター」の場合、「春物アウターセール」なんて視界に入って来たら春物を探している方はついクリックしちゃいますし、CVRの高い集客になりますよね?

競合他社の文言にも注意を払うことが必要です
●他社の訴求ポイントは?
●自分の訴求・広告文は見劣りしていないか?
●周りの広告の掲載環境のせいでアイキャッチが弱くなってないか?
数字低下を感じたらチェックしてみましょう。

また、ラーニングポータルではキーワードツールの使用方法を紹介しています。
キーワードが自動挿入された広告文が作れ、商品名の変更だけで使いまわしが利く広告文なら管理がしやすくなります。
が、デメリットとして複合ワードには対応できないという点が有りますので、状況に応じて使用してください。

②広告グループの構成を見直す
グループ構成がしっかりしていないが為に、グループの効果を見誤ってしまうケースが掲載されています。
ラーニングポータルで例としてあげられてる図のキーワード、文言から推測するに印刷系のクライアントの例で、これだと同じ果物でもミカンの紹介でリンゴを販売しようとしているようなちぐはぐな物となってしまいます。
このキーワードのグルーピングだと他社と差別化を図れる価格や技術を訴求点として、それに準ずる文言ならまだ効果が見込めるかな?とは思いますが、商品に応じた文言と訴求点を絡めることができればさらなる効果上昇が見込める訳で、設定ミスといわざるをえないと思われます。
こういった後の弊害が起こらないように初回のグルーピングには注意を払うことが必要です。

③広告のターゲット層を明確に設定する
まず、取り扱っている商材のターゲット層はどこなのか?性別・年齢層といった自分の取り扱う商材が一際輝いて見えるユーザー層はどういった人でしょうか?
ではそのユーザー層に対する訴求点はどこになるのか?どういう文言に共感を覚え、衝動的にクリックしてしまうのか?
クリック率がの低下を感じたら一度広告文を読み返してみて下さい。

Yahoo!プロモーション広告運用入門 アカウントの構成と作業効率


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STEP2 -いいスタートを切るために


■この記事の要点■
アカウント内を運用し易い構成にする

アカウントをきちんと整理しよう
ここは少しシステムをいじれば解るかとは思います。
最上層がアカウント、その下にキャンペーン、さらに下層がグループで、キーワードと広告文の管理はココで行える。

上層での設定は下層にも反映される。キーワード単位で広告の露出をONにしていたとしても、グループの配信設定がOFFの場合、広告は露出されない。

実際にシステムに触れていれば感覚的に身に着きます。が、それで馴染んでしまうと試験問題で活字に「!?」ってなりがちです。運用経験が有れば落ち着いて考えれば判るだけに時間を取られます。
むしろアカウントの内訳の最大数とかは覚えてないと出てこないです。

・キャンペーン 100個
・グループ 2,000個
・キーワード 2,000個/グループ
・広告 50個/グループ

最上層のキャンペーンから最下層のキーワード、広告に至るまでの設計(グルーピング)は後の運用に大きく影響します。ここで失敗すると後の運用・精査が大変になります。

キャンペーンと広告グループの違い

▼キャンペーン
アカウントを最上層と考えた場合、上層に当たる階層。
ここでの設定は下の階層にも影響します。

設定可能な箇所としては、
①日額のキャンペーン予算
②広告配信スケジュール
③配信先デバイス(キャンペーン作成時のみ)
④ターゲティング設定(地域・曜日・時間)

▼広告グループ
キャンペーンが上層なら中間層に当たる階層で、上層でのスケジュール設定等は反映される箇所となります。さらに下層のキーワード・広告の関連性を考慮して、管理の状況をイメージして作成します。
グループに関してはココでしか設定できない物は存在しませんが、OFF設定は下層のキーワード・広告にも影響し、グループ単位での配信停止の操作が可能になります。

どのようにキャンペーンと広告グループを分けるか
1. キャンペーンを作成するための要素をリスト化する
2. キャンペーンで設定する項目(用途・スケジュール)で分類する
3. 商材とサービスによって、広告グループを形成する
4. それぞれの広告グループに適した商材・サービスの関連キーワード・訴求ポイントをまとめる

例文の和菓子屋さんの広告となると、イベント的な期間の縛り、用途が発生(お中元や敬老の日)する為、このパターンが綺麗に当てはまるかと思います。
が、クライアントによっては商材は一点だが、そこに至る経路を複数持っているといったパターンも存在します。
最初の構成を考えた際に出てきたキーワード群がどこに配置されるべき物なのか?という判断が重要になってきます。

何をどういう風に宣伝し、どこを成果とするのか?という大まかな構造、設計が固まっていると後の作業もスムーズです。
統計的にはスマホでの物販系は成果になり辛いが、この商品ではどうか?といった施策も、デバイス毎でキャンペーンを分けON/OFFの切り替えをし易い構成をイメージしておければ後の精査が簡単になります。

Yahoo!プロモーション広告運用入門 「imp」を「PV」し「CL」が「CV」に


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STEP1 -広告運用の「基本」を学ぶ
ようこそYahoo!プロモーション広告へ


■この記事の要点■
商材を「検索している人」だけでなく、「必要としている人」に届けましょう
「スポンサードサーチ」(検索結果ページ)に出稿した広告は「インタレストマッチ」(コンテンツページ)にも配信するよう設定することが可能。

1. Yahoo! JAPANをはじめ、数多くの大手サイトに広告を表示できます
YDNを使用することにより、Yahooのコンテンツページのみならずパートナーサイトにも広告が表示されます。

2. あなたの商品・サービスを必要としている人にアピールできます
インターネットユーザーの検索時間はわずか。残りの時間はコンテンツページを閲覧している。
商材の属性と同じ興味・関心を持ったページに露出することにより顧客の獲得に繋がる可能性が高まる。

3. あなたの予算に応じて広告を表示できます
スポンサードサーチとインタレストマッチは、1つのアカウントで広告配信設定や予算管理を行える。
広告料金は前払いで、クリックされた分だけ支払うクリック課金制。

あなたの広告は表示されていますか?
広告成果の向上には、十分な「広告の表示機会」が必要。
ユーザーの動きは①imp(表示)を②PV(閲覧)し、③CL(クリック)で宣伝ページへ移動し、④CV(成果)に繋がる。
impが発生しなければ後の成果にも繋がらず、Yahoo!プロモーション広告はimp時点では広告費は掛からない為、積極的なimp獲得を行うことが重要


 

【Yahoo!リスティング広告→Yahoo!プロモーション広告】


■参考サイト■
新Yahoo! JAPAN 広告ソリューション


■要点■
■サービス名称変更と追加機能■

Yahoo!リスティング広告→Yahoo!プロモーション広告

Yahoo!が提供しているリスティング広告の総称が変更になりました。

と、この簡単な一行を書くのに結構考え込みました。

自分が神経質?・・・というよりは、「検索エンジンを使用した時に表示されてる広告とかがリスティング」と、曖昧な解釈で最初覚えてしまった方が大きいでしょうか。コンテンツネットワークも含み大枠で「リスティング」っていう言葉が使われていて混乱した経験が有ります。

ではリスティングっていうもののそもそもの定義は?調べてみると、

「あるデータ群の中から、特定の条件に基づいてデータを分類・抽出すること。」

リスティングというマーケティング用語である。

なのでコンテンツネットワークも、コンテンツに属性を持たせて配信箇所をマッチングさせている訳で、リスティングという言葉も当てはまるし、顧客リストの女性にのみメールの配信を行うという宣伝手法を取ったとすれば、それもリスティングに当てはまるということのようです。

広告媒体の総称として覚えてしまった自分は混乱を招いた訳です。

同上の誤認をしてる方はマーケティング用語のリスティングとしてとらえていただければ、

Yahoo!が提供しているリスティング広告の総称が変更になりました。

というこの一文もすんなりと入ってくるのではないでしょうか。

次に、

インタレストマッチ→Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)

インタレストマッチはYDNの中のサービスメニューとして残っており、Yahooでのコンテンツネットワーク媒体の総称がYDNとなりました。

また、サービス内容にも変更が有り、今までテキストリンクのみのクリエイティブだった物がバナーの使用が可能となっています。

ココも自分の元々の認識がブレていたのか、「インタレストマッチ」に対してYahoo!リスティング広告のコンテンツ連動型広告の総称という認識を持っておらず、コンテンツ連動型広告のメニューと認識していた為に混乱しました。

変更後はコンテンツ連動型広告がYDNになり、その下層に興味関心連動の①「インタレストマッチ」、デバイス・属性・地域によって配信の有無を決定する②「ターゲティング広告」、データの紐付けを行わず、広告掲載機会を軒並み稼ぐ③「その他の広告」モバイルを配信対象とした④「モバイル」となっているようです。

初心に帰ってラーニングポータルから勉強し直します。