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■この記事の要点■
アカウント内を運用し易い構成にする
アカウントをきちんと整理しよう
ここは少しシステムをいじれば解るかとは思います。
最上層がアカウント、その下にキャンペーン、さらに下層がグループで、キーワードと広告文の管理はココで行える。
上層での設定は下層にも反映される。キーワード単位で広告の露出をONにしていたとしても、グループの配信設定がOFFの場合、広告は露出されない。
実際にシステムに触れていれば感覚的に身に着きます。が、それで馴染んでしまうと試験問題で活字に「!?」ってなりがちです。運用経験が有れば落ち着いて考えれば判るだけに時間を取られます。
むしろアカウントの内訳の最大数とかは覚えてないと出てこないです。
・キャンペーン 100個
・グループ 2,000個
・キーワード 2,000個/グループ
・広告 50個/グループ
最上層のキャンペーンから最下層のキーワード、広告に至るまでの設計(グルーピング)は後の運用に大きく影響します。ここで失敗すると後の運用・精査が大変になります。
キャンペーンと広告グループの違い
▼キャンペーン
アカウントを最上層と考えた場合、上層に当たる階層。
ここでの設定は下の階層にも影響します。
設定可能な箇所としては、
①日額のキャンペーン予算
②広告配信スケジュール
③配信先デバイス(キャンペーン作成時のみ)
④ターゲティング設定(地域・曜日・時間)
▼広告グループ
キャンペーンが上層なら中間層に当たる階層で、上層でのスケジュール設定等は反映される箇所となります。さらに下層のキーワード・広告の関連性を考慮して、管理の状況をイメージして作成します。
グループに関してはココでしか設定できない物は存在しませんが、OFF設定は下層のキーワード・広告にも影響し、グループ単位での配信停止の操作が可能になります。
どのようにキャンペーンと広告グループを分けるか
1. キャンペーンを作成するための要素をリスト化する
2. キャンペーンで設定する項目(用途・スケジュール)で分類する
3. 商材とサービスによって、広告グループを形成する
4. それぞれの広告グループに適した商材・サービスの関連キーワード・訴求ポイントをまとめる
例文の和菓子屋さんの広告となると、イベント的な期間の縛り、用途が発生(お中元や敬老の日)する為、このパターンが綺麗に当てはまるかと思います。
が、クライアントによっては商材は一点だが、そこに至る経路を複数持っているといったパターンも存在します。
最初の構成を考えた際に出てきたキーワード群がどこに配置されるべき物なのか?という判断が重要になってきます。
何をどういう風に宣伝し、どこを成果とするのか?という大まかな構造、設計が固まっていると後の作業もスムーズです。
統計的にはスマホでの物販系は成果になり辛いが、この商品ではどうか?といった施策も、デバイス毎でキャンペーンを分けON/OFFの切り替えをし易い構成をイメージしておければ後の精査が簡単になります。