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STEP2 -「獲得効率」をあげるコツを学ぶ
対象外キーワードを設定して、コンバージョン率を上げる(1)
■コンバージョン率(CVR)を上げる
CVR(コンバージョン率)=CV(コンバージョン)÷CL(クリック)
少量のCLでCVに繋げればCPAは下がり費用対効果は上がる訳です。
このキーワード、CLが取れているけどCVR悪いから停止!とすると少量でも生まれていたCVは獲得できなくなる。CVが上がっているキーワードはそれが少量であれ、ユーザーがCVに至る導線を辿ってくれた証拠で、そのキーワードを検索するユーザーが見込み顧客で有る証明です。CPAの高さに乱心して未だにこの基本を見失ないそうになりますが(汗)
「CLが多くCVが少ない=CVRが悪い」この状況を掘り起こす。
・CLが発生→キーワードと広告文は問題なさそう
・CVが少ない→キーワードの商材のLPがちゃんと表示されるか?
と、ボトルネックの要素を確認していきます。
その中に「無駄なCLが混ざっている?」という疑問が挙がって来ます。
ではCLした後にCVに至らず離脱する人は?
・競合する他社との比較でユーザーに競り負けた
・CV(成果地点)が解り辛かった(フォームが使い辛い等のページの問題)
・そもそも求めている物が存在しなかった
「セール」といった文言でCL誘発したが、実際セールをしている気配がなかったというケースでもCVRの低下は発生します。
元が大枠で絞り込まれていないキーワードだった場合は部分一致が関連語句に対して露出を行う場合にキーワードとの不一致が起こり得ます。
過去にも書きましたが「ソファ」の部分一致で「ニトリ」を検索クエリーから発見した経験が有ります。これも商材次第で有益なCLになり得るのでしょうが、「ニトリ」を検索している相手に対しての露出となり、CVRの低下は否めない物になります。こういったケースが新しいキーワードの開拓に繋がる可能性も否定できないですが・・・。
明らかに効果に繋がらない検索クエリーを発見した場合は対象外キーワードとして設定します。ここで注意するのは元の部分一致のキーワードの停止を行った場合、そのキーワードが拾って来ている有益な検索クエリー迄停止してしまう可能性が出る点です。
また、「impは取れているが、CLに結び辛い=CTRが悪い」キーワードも併せて対象外キーワードに指定して行くことによって品質スコアの向上も見込めますので追加して行きましょう。
※但し、精査の時期に掛かってるサンプル量がちゃんと取れてるかどうかの判断が一番難しかったりしますので安易な止め過ぎには注意して下さい。