Yahoo!プロモーション広告運用基礎 インプレッション改善施策


Yahoo!プロモーション広告
公式ラーニングポータル

STEP2 -広告をもっと表示させる


インプレッション数を増やす、広告をもっと表示させる施策

1. キーワードを追加登録する
スポンサードサーチは、検索クエリーとキーワードの関連性で広告が表示される為、キーワードが多ければ広告表示機会は増えます。
が、キーワードが関連語句でも明らかに関連性が低いと判断されたキーワードでは掲載不可になる可能性が有りますし、無理やりLPに送ったとしてもCVに繋がる可能性は低くなります。
例として「中古パソコン」のキーワードで高価なパソコンの広告を表示してもクリックされる可能性は低いとありますが、広告文を中古パソコンを否定し、新品のパソコンを輝かせる物にしたとしても、頭から新品の購入を考慮している人を拾いに行く成果とは雲泥の差が有ることでしょう。
※ただ、CTRが低くCPAが優秀なCVが少量でも取れるのなら追加しない手はないので、引き出しとして持っておいて損はないです。

2. キーワードのマッチタイプを部分一致に変更する
部分一致は大枠になり過ぎ、なまじ関連性の有るビッグキーワードを拾ってしまう為、imp・CLは多いがCVRが低くCPAが高いという状況や、impは多いがCTRが悪く品質インデックスに悪影響が出ると避け、完全一致とフレーズ一致で出稿してるケースが有るかと思います。
前述もしましたが、前もってキーワードツールに用意したキーワードを入れ、部分一致から推測される「明らかに成果に繋がり辛いであろうクエリー」は外した状態で露出すれば、消化額が急激に伸びるリスクも低いので、積極的に盛り込んで行って下さい。
有る程度露出を行えば検索クエリー一覧をチェックして、ココから対象外キーワードの追加が可能です。少量でも成果に繋がっている広告は継続した方が良いので、明らかに費用対効果の悪い、成果に繋がっていないクエリーは停止して行きましょう。

3. 広告の掲載順位を上げる
①入札額を上げる広告の掲載順位が低いと1P目に露出せず機会損失を起こしてしまう。
1P目の露出を行うには入札額を上げることにより可能となります。
また、1P目への掲載に必要なCPCは予測値の表示が可能です。が、あくまで予測値なので品質インデックスの兼ね合いや、競合の入札額の状況(時間帯の調整)により表示されないケースも有ります。

②キャンペーン予算を上げる
1日の予算上限の設定をすることにより、そこに到達した時点で広告の露出が止まってしまいます。(あくまで目安で超過も発生するが返金保証されるものではない)1日の予算上限を高くしておくことにより、途中停止が入らず機会損失が減少しますので、広告予算と相談して施策してみて下さい。

③キーワードの品質を上げる
「品質インデックス」の目盛りを参考に向上させて行きましょう。
CTRが一番影響を与えます。その他にキーワード・広告・検索クエリーの関連性が有り、品質インデックスの改善が可能であればCPCも低下、掲載順位も優先されるので広告のチェックから始めることをお勧めします。

4. 広告の掲載範囲を広げる
スポンサードサーチで登録した広告はYDNに出稿が可能です。
インタレストマッチはサイトの内容・過去の閲覧履歴、直近の検索ワード等、クッキーを用いてユーザーの動向に併せた広告の配信が可能です。また、リターゲティングといった広告をクリックした履歴の残っているユーザーに対して繰り返し表示するといったサービスも存在します。ただ、スポンサードサーチとは明らかに客層が違い、impは大量に発生し、CTRは悪い。CPCはスポンサードサーチに比べ安いと、数字の流れが全然違いますので別個で管理することをお勧めします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です