品質スコアとコンテンツネットワークのクリック率


■参考サイト 2009/04/03編集記事■
コンテンツネットワークのクリック率は、品質スコアに影響するのか?


■この記事の要点■
コンテンツネットワーク広告で発生したクリック率は、Google検索の広告の品質スコアには反映されない。
まず、ここでの「Google検索」という語句は「Googleの検索ネットワーク の総称」として使われているという解釈で読み進めていただいた方が、より理解度が高いと思われます。
コンテンツネットワークではGoogle検索の広告に比べてクリック率(CTR)が非常に低いという結果ですが、実際に以下の検索を試してみました。

①Googleに「生チョコレート 美味しい」を打込む。
②表示されたリンクをたどり、AdWords以下の検索結果、大手レシピサイトの「生チョコ・トリュフ」という文頭の太文字表示に釣られてクリック。
③表示されたページのチョコレートの写真を見ている視界の端にうつった、AdSense 設置箇所にレシピサイトが持っている「料理」や「調味料」といった属性から「ドレッシング」の広告バナーが表示された。

Gifの動きから視線は寄せたものの、生チョコレートを調べる為に検索エンジンを使った飛び先で、いかに誰もが知る、有名子役起用したバナーでもドレッシングの広告をクリックしようという気にはならず、Google検索の広告に比べてクリック率が非常に低いという結果にも納得ができました。
広告効果を大きく左右する品質スコアの判断基準の6割がクリック率が占める訳ですが、コンテンツネットワークで発生するクリック率も同じく反映されるというのであれば、根本的に広告の質が違う訳で、そこはGoogleも理解しています。なので、コンテンツネットワークでの品質スコアに関してはキーワード単位ではなく、掲載サイトのドメイン(domain)単位での判断となっており、別個の物として扱われていますので、それぞれの品質スコアの追求をしていけば問題ありません。


■用語解説■
ドメイン(domain)
単にドメインといった場合には最下階層名を指す認識で使用される場合が多い


※過去記事用語解説参照

【■参考サイト 2009/04/01編集記事■バナー広告作成ツール日本でも開始】
検索ネットワーク  ・クリック率(CTR)  ・AdSense

【■参考サイト 2009/03/24編集記事■・広告文にキーワードを挿入する】
品質スコア


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